病気の予防

いつもそばにいて同じ時間を生きてきた動物たちは、家族の一員とも言える存在。
いつまでも元気で一緒に暮らしたいものです。
けれど犬や猫の平均寿命は、人と比べて1/6~1/5 位だと言われています。それは、長いようで短く。
ならば、その間は楽しく健康で過ごさせてあげたい。

そんな願いを叶えるのに重要なポイントとなるのが、予防医療(病気を予防する)という考え方。
つまりは病気になってから大変な思いをして治療するのではなく、はじめから病気にならないようにするという考え方です(予防医療の考え方の中には、病気にかからないようにではなく、かかった時の症状を抑えてあげるという考え方も含まれます)。

これは、動物を病気(苦痛)から守るという点においてはもちろんのこと、病気になる事で飼主様にかかる精神的な負担や経済的負担および治療に費やすであろう時間や労力などの点からみても、予防をすることのメリットが、しない時のそれよりもずっと大きいものであると考えます。

 

フィラリア予防

フィラリア(寄生虫)は蚊の吸血によって動物にうつり、その後(動物の)体内で成長して心臓に住み着きます。その頃には白くて細長い形をした30cm程の成虫になっており、(心臓に)大きなダメージを与えるのです。
もちろん、それが原因で起こる症状は心臓だけにとどまらず全身に及ぶため、時間の経過とともに深刻化する傾向にあります。

このようにフィラリアはとても怖い病気ですが、必要とされる期間(近郊ですと5月~12月の間)に月一回のお薬(おやつタイプのものや錠剤、皮膚にたらすタイプのものなど)を与えるだけで、安全かつ確実に予防をすることが出来ます。予防さえしていれば、かからずに済む病気なのです。

 

混合ワクチン

ウイルスによる恐ろしい伝染病(命に関わることもある)からワンちゃんやネコちゃんを守る予防注射です。
年に一度のワクチン接種をお勧めします。

 

狂犬病

今なお近隣諸国では毎年、多くの人が狂犬病にかかり亡くなられています(年間10万人以上の死亡者がでているとも言われています)。
現状での日本における発生の報告はありませんが、いつそれが海外から持ち込まれてもおかしくない状況です。
狂犬病という病気の恐ろしい点は、いったん発病してしまうと手の打ちようが無いところにあります。
致死率100%、つまり治療法がないのです。
そのためワンちゃんに関しては、年に一度の予防接種が法律で義務づけられています。
予防注射は、もちろん愛犬を(狂犬病から)守るためのものではありますが、それは同時に我々自身(自分自身)を守るためのものでもあるのです。

 

ノミ・ダニ予防

ノミやダニに血を吸われることによって、皮膚炎の原因になったり寄生虫の感染を引き起こす可能性があります。またノミの場合、人にもたかり吸血します。
予防には月に一回のお薬(皮膚にたらす液体のお薬や飲み薬など)を使うことで、駆除することが出来ます。ノミやダニは、年間を通していなくなることが無いため通年の予防をお勧めします。

 

去勢・避妊手術

メリット

  • 望まない妊娠をさけられます。
  • 将来、特に老年期におこしやすい病気(オスの場合-肛門周囲腺腫や会陰ヘルニア、前立腺疾患など/
    メスの場合-子宮蓄膿症や卵巣の疾患、乳腺腫瘍など)の予防につながります。
  • 発情によるストレス(落ち着きがなくなったり、攻撃性が増すなど)から解放されるため、精神的に安定し性格が穏やかになると言われています。
  • 飼主様からすると、発情期の出血がなくなったり、特有の鳴き声や尿のマーキング行動が減るなどという利点もあります。

デメリット

  • 繁殖はさせられなくなります。
  • どんなに短時間で安全性の高い手術であっても、リスクが全くのゼロと言い切る事は出来ません。
  • 術後、体重が増えやすくなるので食事量のコントロールが必要です。
 
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